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日本弱視者ネットワーク
Network of Persons with Low vision

(旧称:弱視者問題研究会・弱問研)

ものが見える範囲が狭い

眼の奥には網膜という薄い組織があります。眼から入ってきた光がこの組織に当たることで、脳神経はモノを見るということができます。したがって、この網膜の一部が傷ついたり機能しないと、その部分ではモノが見えなくなってしまいます。

原因になっている病気によって見え方は異なり、視野の端が見えなるタイプ、見えない部分と比較的よく見える部分がまだらにできるタイプに分かれます。どちらのタイプも、自覚症状は薄く、はじめは『最近よくつまづく』『人にぶつかるようになった』といった違和感を覚える人が多いです。そしてある程度症状が進行しても、比較的よく見える部分を活用することで、日常生活や職業生活に適応できます。