日本の視覚障害者のうちの実に7割が「弱視者」ということをご存知ですか?
こんなに大勢の「弱視者」がいるというのに、「弱視者」の存在はまだまだ社会では知られていないのが現実です、教科書の字が見づらい、駅の表示が見にくいなどのさまざまな問題を抱えています。
そんなわたしたち「弱視者」にも暮らしやすい社会を実現するために、「弱視者」自身の手でできることからやってみようという思いで1977年に結成されたのが「弱視者問題研究会(略称:弱問研)」「現:日本弱視者ネットワーク(略称:弱視者ネット)」です。
幅広い年代、職業、見え方の方々が、それぞれ仕事や家庭、勉強の合間に力を出し合って活動しています。会報「弱視者ネットつうしん」(旧:弱問研つうしん)の発行、各地域での定例会、新しい出会いを求めての交流会などを行っています。
ひとりでも多くの「弱視者」と出会えるように、そしてその「弱視者」が少しでも生活しやすくなるように、そう願いつつ活動を続けています。