健康なヒトの目には、入ってくる光の強さを調節する機能が備わっています。そのおかげで、日差しの強い日でも雨の降っている日でも、また部屋の中であれば窓際にいても壁際にいても、きちんとモノを見ることができます。
しかし、眼の病気によっては、光の強さを調整できなくなることがあります。先ほどの例では、日差しの強い日にはあたり一面が真っ白に見え、足元も景色も分からなくなります。部屋の中では、壁際より窓際にいるほうがモノがまぶしく、見えにくくなります。
さらに、太陽の光だけではなく、蛍光灯やライトといった照明、さらにはテレビやパソコン・携帯電話などの画面が放つ光などもまぶしさ原因になります。私たちは、日常にあふれるこうした光・まぶしさと上手に付き合うことで生活しているのです。
目に入る光を適切に調整できないので、目に入る光の量・強さを減らすことが中心になります。具体的な対策には次のようなものがあります。