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日本弱視者ネットワーク
Network of Persons with Low vision

(旧称:弱視者問題研究会・弱問研)

プチ健康講座【腰痛編】

ペンネーム:とっとくん

今回は、腰痛について書いていきたいと思います。眼精疲労編でも書きましたが、パソコン作業が長期間・長時間に及ぶと、首や肩こりの原因にもなり、背中の筋肉が緊張して、その結果、腰痛となることが少なくありません。そういえば筆者も昔iPad(アイパッド)を4時間見続けたら腰痛になりました。そして今は4時間息子をおんぶすると腰痛になります(汗)。

そういう訳で、今回は腰痛に効果的なツボの紹介、次回は簡単なストレッチ法と、2回に分けて紹介していきますね。

腰痛のツボ

腰痛のツボは背中にあることが多いです。そのためなかなか自分では押しづらいと思うので、マッサージにかかった時に参考にしてください。「このツボお願いします」と注文してみると驚かれます(笑)。

○大腸兪(だいちょうゆ)・腎兪(じんゆ)

大腸兪は、ちょうどウエストラインで背骨から外側に指2本分のところにあります。その名の通り腸の病気にも効きますが、腰痛、特に慢性的なものに効果があります。

腎兪は、大腸兪から指3本分上で効果は似ています。

これから紹介する手足のツボは自分でも押せるので、金曜日など疲れがたまった際に押してみてください。

○様腿点(ようたいてん)

手の甲側で、2カ所あります。人差し指と中指、中指と薬指、それぞれの間を手首側になぞり、双方の骨が交差したところにあります。指を立てて押すと敏感に辛いところがあると思いますので、そこをグリグリ押しましょう。

○委中(いちゅう)

場所は簡単で、膝の裏中央のツボです。親指でゆっくり持続的に押すと効果的です。坐骨神経痛にも効果があるとされています。

ツボの紹介は以上です。次に、腰痛に効果的なストレッチ法を紹介したいと思います。

このストレッチは無理をしないことが重要です。あくまで出来る範囲で行なって、痛みが出たらすぐに中止してくださいね。また腰痛は人それぞれ色んな原因で起こるので、我慢せずに病院などの受診も考えてくださいね。

①腰をのばすストレッチ

いわゆる体育座りを仰向けで行います。胸に膝がつけばいいのですが、身体が固いと難しい方もいると思うので上がるところまでで構いません。

屈んだ状態で5秒程度止まると腰の筋肉が伸びます。5回程度行なった後、片足ずつ左右交互に行うとさらに効果的です。

②腰をひねるストレッチ

最初は右からです。仰向けになり、右手で右ひざ外側を持ち、足を組むように左側に動かします。この時ポイントなのが、足の裏がしっかり左側を向くことと、膝は90度に曲げることです。左手で右足首を持ち固定すると楽にできます。右手で膝を左側に押すとおしり・腰がさらに伸びます。

③椅子でできるストレッチ

膝の上に手を置き、息を吐きながらゆっくり上体を前に倒します。伸びていることを確認したら5秒維持します。足を組んだ状態で行うと別の場所が伸びますのでこれも試してくださいね。

他にも片足を椅子に上げ、抱え込みながら前に上体を倒すやり方もありますが、職場でやると怒られるかもしれませんので参考までにお家などでやってみてください(笑)。

よく見るためについつい前かがみになる弱視は多いと思いますが、近づかないと見えないので仕方ありません。うまく付き合っていく方法を考えた方が良いと思いますので、上記のストレッチで少しでも腰痛が楽になることを祈っております。