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日本弱視者ネットワーク
Network of Persons with Low vision

(旧称:弱視者問題研究会・弱問研)

プチ健康講座【眼精疲労編】

ペンネーム:とっとくん

今回は、眼精疲労について書いていこうと思います。まずは眼精疲労とは何かを簡単に説明します。

読者の皆さんは、現在勉強や仕事を行う時に目を酷使しながら作業していると思います。その中で休んで治るものをいわゆる疲れ目と言い、休んでも治らないものを眼精疲労と言います。

眼精疲労の症状は主に目が痛む、ぼやける、二重に見える、ショボショボする、焦点が合わない、視界が悪くなるなどです。その結果、姿勢がより悪くなり、肩こりや、首が凝ることになります。もともと同じ姿勢での作業は症状を悪化させるだけでなく、治りにくく疲れをため込みやすい身体になります。さらに弱視ですから、画面に顔を近づけたり、目を細めたりなど試行錯誤しながら作業するので、身体は悲鳴をあげていること間違いなしです。

そこで大切なのが日々のケアになります。1日中パソコンを使ったり、最近主流のスマートフォンを長時間使用する方にとって、要必見だと思いますので参考にしてくださいね!

○目の周りのツボ

①太陽(たいよう)

位置は、こめかみのやや後ろにあります。少しへこんでいるのでわかりやすいのと、歯を噛みしめた時に、筋肉がピクピクと動く場所になります。

押した時、若干の痛みがあると思いますが、指の腹を使い、5ミリ程度の円を描くように少しずつ力を入れていくと効果があります。この周囲の、むくみにも大変効果があります。

②晴明(せいめい)

目頭の斜め上の鼻側にあり、小さなくぼみが目印で目が辛い時につい押している方が多いと思います。万が一目に入ると危険なので、押すときは注意してください。鼻の付け根に向かって押すと効果的です。

○三角筋のストレッチで目の凝りを解消

  • ①肘を伸ばしたまま手を斜め45度に上げます。
  • ②伸ばした手をそのまま後ろに引き、肩の筋肉が引っ張られるのを感じます。
  • ③腕を下ろします。

以上を3~5回左右行います。

この他に、濡らしたハンドタオルを電子レンジで温めて目を覆うように置き、1分程度温めると目の周りの血液が流れ、疲れが取れます。余裕がある時は、目を温めた後、冷タオルで冷やすとスッキリして目覚めたい時には便利です。お風呂でやると簡単にでき、つかりながらリラックスと同時に目の疲れも取れるので一石二鳥です。ぜひ試してくださいね。

次回は、腰痛について書いていきたいと思います。腰は辛いという方が多く、肩こりに次いで2番目に患者さんが多いとされています。ストレッチを中心に書いていきたいと思いますので、興味のある方はご一読ください。