超高齢社会といわれる現代の日本では、家族の介護は誰しもが直面する課題といえるでしょう。また、弱視者が親になれば、育児・子育てをどのように進めるのか、考えることになるでしょう。
弱視者にとっては、遠くのモノがよく見えないことで、事故を防げなかったり、相手を見失うのではないかという不安があります。認知症の方や乳幼児といった相手の協力が難しい場合はより深刻な問題になります。
こういった危険を防止するには、自分でできる工夫をするだけでなく、家族の協力を得る、ヘルパーを活用するといった一人で抱え込まないようにすることが重要です。