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日本弱視者ネットワーク
Network of Persons with Low vision

(旧称:弱視者問題研究会・弱問研)

オンライン活動レポート

編集局

こちらではオンライン活動に関する取り組みを紹介しています。前回は、ITクラブが行なっているオンライン活動についてレポートしました。

今回は埼玉地域の丸山央(まるやま ひろし)さんにオンライン活動について、Q&A形式で伺いました。

Q1:まず参加者の年齢や人数を教えてください
A1:人数は10人弱から15人強ぐらい、年齢は40歳前後から60歳前後でしょうか。
Q2:いつごろからオンラインで集まっていますか?
A2:4月上旬の定例会ができなかった際に、LINEグループを作って実験的にオンライン定例会をしました。
このLINEグループは、その後、夜の部(オンライン呑みモードの人)でも活用されたりしています。
5月以後は、Zoomでも開催するようになりました、ZoomはパソコンからでもSNSユーザでなくても参加出来るのがメリットです。
Q3:どんな話題をとりあげていますか?
A3:自粛生活や在宅勤務といった話題を中心に、とりとめのない話題で、1時間半から3時間ぐらいでしょうか。
ノウハウや情報交換的なことも少しはありますが、テーマを設けてレジュメに沿ってやるような形ではできていません。
なるべく、多くの参加者がしゃべれればいいかなといった感じです。
Q4:何を使ってつなぎましたか?
A4:今のところ、Zoomが一番いろんな人が参加出来るし、音声も安定しています。
私を含めて何人かがホストを経験しています。無料アカウントなので40分ごとに繋ぎ直す必要があるのですが、有料アカウントはお金が高いので利用していません。
Skypeのグループ通話も実験的にやりましたが、音声が途切れてしまう問題がありました。
Q5:オンラインで集まる際に工夫していることはありますか?
A5:Zoomの待機室は面倒なので使わないようにしています。参加している人を頻繁に確認して、なるべくみんなに声を出してもらうことぐらいでしょうか。
ミュートやビデオなどは参加者に任せていますが、基本は音声のみで、画面共有やチャットなどもたまに使います。
Q6:オンラインでの長所を教えてください
A6:リアル定例会と違って、少しの空き時間でも参加出来ることもあって、定例会より参加人数は多いです。
また、他地域の人にも声をかければ簡単に参加してもらえます。
遠方ではなくても、体調の関係でリアルの定例会にはなかなか参加出来ない人が、オンライン定例会に参加してくれたりといったケースもあります。
Q7:オンラインの短所を教えてください
A7:それぞれの家の事情もあって、出入りはもちろん自由ですが、その分、何となく落ち着かない面はあるでしょうか。
同じものを食べたり飲んだりできないのも残念なところです!
Q8:今後オンラインでやってみたいことはありますか?
A8:何度も実験的に開催はしましたが、レジュメに沿って体系的に話すとか、議事録的な記録を残すとか、リアルの定例会でもさほどキチンとはできていませんが、オンラインではなおさら難しい面はあるかと思っています。
なかなか大人数で集まれない間は時々開催しつつ、内容を重視したい場合は、オンライン参加者を管理する人と議事進行者をわけるとか、工夫が必要かもしれません。
また、リアルの定例会が始まっても、オンライン参加も可能にするなど、いいとこどりができるといいかな。