現在、多くの職場でPCはなくてはならない機器となっています。
単にワープロ、表計算の道具というだけではなく、電子メールを利用したり、オンライン、ネットワークされた情報を引き出し、活用するツールという役割が大きくなっています。
視覚障害者もこのような情報化、電子化の流れに対し、拡大ソフトや画面読み上げソフトなどを活用することで、変化に対応しています。
しかしながら、このような支援ソフトを活用することができず苦労している視覚障害者も少なからず見うけられます。
それは、ネットワーク管理者が拡大ソフトや画面読み上げソフトのインストールを許可しないため支援ソフトを活用できない、OSが拡大ソフトなどに対応しておらず導入できない、端末としてのPCにソフトがインストールできない仕組みになっている、といったことが理由となっています。
私たちは、視覚に障害のある者も拡大ソフトなどを使えば、目にかかる負担も少なく正確な仕事が可能となるので、支援ソフトを使える環境への理解を広めたいと考えます。
今回の交流会では共用PC、ネットワークPCの問題点を参加者と共に明らかにし、今後、どのような活動、社会への働きかけが必要かを探っていきたいと思います。
開催内容